こんにちわ、なっちゃんです!
今年は紅葉がなんだかイマイチ?なんて思っていませんか?
確かに、夏の暑さで、紅葉したかと思ったら葉っぱが焼けてくしゃ〜ってなって散ってしまったり、テレビで紅葉速報があって、旅行の予定を立てたのに、いざ行ってみると、紅葉なんて程遠い…!なんてことありませんか?
11月も終わりに近づき、そろそろ朝晩の気温が10度を下回ることが多くなってきました。
紅葉は、気温が8度を下回ると急速に進むと言われていますが、11月も下旬になってやっとその条件にも近づく気候になってきました。
さて、今日は静岡にある神社で、まだまだ紅葉が楽しめる場所を紹介していきます!
遠江国一宮 小國神社
遠州森町にある、遠江国(とおとうみのくに)一宮、小國社は、御祭神として大己貴命(おおなむちのみこと)をおまつりする、格式高い神社です。
大己貴命は、大国主命(おおくにのぬしのみこと)のことで、大黒様として親しまれており、因幡の白うさぎの神話で、傷ついた白うさぎを助けた、心優しい神様としても知られています。
創建より1470年余り、徳川家康をはじめとする武将からの信仰も厚く、天下泰平、福徳円満、家内安全、商売繁盛、縁結びなど、様々なご利益があることから、現代まで多くの人々からの信仰を集めてきました。
小國神社を参拝しよう
駐車場からすぐ見えるのが、1つ目の鳥居。
鳥居を通り過ぎると、左右に杉並木の参道が続きます。
お手洗いもチェックしよう
杉並木の参道にはいる手前、右手側にお手洗いもあるので、チェックしておきましょう。
いざ参道へ
ここから参道にはいっていきます。
参道の杉の並木も立派で、11月下旬でしたが、天気もよく、木漏れ日が気持ち良い、散策日和の1日でした。
手水舎
参道に入ってすぐ、左手側には手水舎があります。
ここで自身を清めてから、参拝に向かいましょう。
勅使参道
参道の右手側にも砂利道がありますが、当時の勅使参道跡として国指定重要無形民俗文化財に指定されている為、一般参拝の方は、通ることができません。
ことまち池
参道を少し進んだ左側に、大きな池が見えてきます。
小國神社は、お願い事が意のままに叶う場所として知られていますが、この池は、「事待池(ことまちいけ)」という池で、お願い事をして、事のままに待ち、お願い事が叶ったら、お礼に池に鯉を放って神様に感謝するという習わしがあります。このことから、その名前がつきました。
この橋は、森山焼のカケラを集めて装飾された橋。日差しを浴びてとても綺麗ですよ。
御神木 大杉の根本
この大杉の根本は、小國神社の御神木とされています。
昭和47年の台風によって倒れてしまいました。樹齢千年余りと伝えられ、中が空洞で、空洞から数えても年輪は500年余年もあるため、古くより、願掛け杉、福寿杉、虫封じ杉として、空洞に賽銭を入れて、心願を祈ったとされています。
家康公の立ち上がり石
さて、参道を通って、二つ目の鳥居の前に来ました。
この鳥居に向かって、すぐ左手側にあるのがこちら。
家康公の立ち上がり石という大きな石ですが、これは、小國神社にて戦勝・開運祈願をされた家康公が腰掛けたといわれている石です。
この石に腰掛けて休息をとって、それ以来、長篠の戦い、関ヶ原の戦いを勝利し、天下統一の大願を叶えたいとされていることから、「立ち上がり石」といわれているそうです。
ひょうの木
鳥居をくぐるちょっと前、左手側をみると、こんな看板があります。
とりあえず矢印のほうへ。
ちょうど社務所の裏手側に当たる場所にあります。
毎年不思議にもこの木の葉に「まゆ型」の穴のある「から」ができ、風が吹くと「ひょう」という音を出すので、「ひょうの木」という。又、当社御祭神大己貴命が「ひょうの笛」にて女神を呼び、その心のこもった調子に女神が感銘して契りを交わしたと伝えられ、「縁結びの木」とも言われている[看板より]
とても大きくて立派な木です。
小國神社本殿
さて、鳥居へ戻って、鳥居をくぐると、正面に本殿があり、本殿向かって左手側に社務所(御朱印はこちら)、お守りを販売しているところがあります。
紅葉の名所 宮川
2つめの鳥居をくぐる前のところまで戻り、鳥居に向かって右側、建物の間を通ると、川沿いに出ることができます。
赤い橋と紅葉、まだ紅葉していない緑の葉のコントラストがとても綺麗です。
この川沿いを通って、駐車場まで帰れるので、行きとは違う景色を楽しみながら散策してみましょう。
12月8日まで延長されていたライトアップも終わりましたが、やっと朝晩冷え込むようになり、紅葉の見頃はまだまだ続いています。
小國神社さんのInstagramストーリーにて、紅葉情報が更新されているので、そちらも併せてチェックしてみてください!
夕暮れも綺麗
日が暮れはじめると、神社の灯籠に灯が灯り始めます。これもまた幻想的でとても綺麗。
ちなみに御朱印をいただけるのは、受付が16:00までなので、お早めに。
散策後はことまち横丁へ
1つ目の鳥居の横にある「ことまち横丁」は、散策後の休憩にも、お食事にもぴったりの場所。
食事処や軽食、スイーツ、お土産屋さんなど8店舗が軒を連ねています。
営業時間は9:30〜16:30までなので、朝イチの参拝後も、お昼ご飯にも、昼から参拝した後のティータイムにも。様々な用途でご利用いただけます!
お箸屋さやお土産のお菓子が売っている場所や、
お煎餅のお店。
私は海苔巻きと、ぬれ煎餅が好き。
小國神社名物のお茶詰め放題のお店。
鳥居の横にあるこの看板を目印に、細い路地へ入っていくと、
ラーメンやうどん、たこ焼きもあります。
1日に1400個以上売れるらしいりんご飴も。
最近のりんご飴屋さんは、追加料金でカットしてくれるのがとても良い。
口がべちゃべちゃにならずに、すぐに食べれますね〜。
りんごは日によって種類が変わることもあるようですが、この日はサンふじでした!酸味も少しあって、とても美味しい。
紅葉はそろそろ終わり。
ぐっと寒くなる日が増え、11月末頃からやっと始まった紅葉。12月8日まで延長されていたライトアップも終わり、そろそろ秋も終わりが近づいているようで。
まだまだもう少しは紅葉も楽しめるようですが、朝晩は寒く、日暮れもだんだん早くなってきました。
いまは日のあるうちから日暮れ前までの参拝がおすすめです。
年末年始は神社までの1本道がかなり混み合います。ぜひ時間に余裕を持った参拝を。
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