【京都観光】青もみじで緑深まる北野天満宮

日本観光

こんにちわ、なっちゃんです!

桜の季節が終わり、夏に向けて芽吹の季節が始まり、京都も新緑の季節を迎える頃となりました。

5月になり、この頃になると新緑を求めて京都観光へ訪れる方も多くなるのではないでしょうか?

さて今回は、青もみじが有名な観光地は多々ある中でも、この時期に限定公開されている、「北野天満宮」を紹介していきます!

北野天満宮って?

北野天満宮は、京都市上京区にある神社で、学問の神様として知られている、菅原道真公が祀られており、全国約1200社の天満宮、天神社の総本社として、親しまれています。

天暦元年(947年)に創建され、天神信仰の発祥地でもあり、親しみを込めて「北野の天神さん」「天神さん」と呼ばれています。

1月に入ってから3月までは、梅の花を見ることができ、夏には青もみじ、秋には紅葉をみることができます。

今だから楽しめる青もみじ

毎年4月中旬〜6月下旬にかけて、北野天満宮の敷地内にある、史跡御土居にて、青もみじ苑が特別公開されます。

今年2024年は、4月6日(土)〜6月30日(日)まで。北野天満宮自体の開門時間は7時からですが、青もみじ苑は9時からの公開となっています。

青もみじ苑の公開日程と時間
4月6日(土)~6月30日(日)
9時〜16時(最終受付15時40分)

夜間特別拝観ライトアップ
4月27日(土)〜5月6日(月)
日没~20時(最終受付19時40分)

青もみじ苑の入苑料
大人(中学生以上)500円
小人(小学生・修学旅行生)250円

北野天満宮の拝観料は無料ですが、もみじ苑には入り口(チケット売り場)があり、そこから拝観料が発生します。

菅原道真の歌碑

このたびは 幣(ぬさ)もとりあへず 手向山(たむけやま)
紅葉(もみじ)の錦(にしき) 神(かみ)のまにまに

菅原道真公が昌泰元年(八九八)、宇多上皇の大和の国巡幸のみぎりに供奉せられ、手向山八幡宮に参拝された折にお詠みになられた御歌である。と書かれています。

青もみじと苑の見どころ

①舞台

赤塗りの舞台からは、紙屋川と青もみじ、赤い太鼓橋(鶯橋)を望むことができます。

②本殿展望所

③大欅(おおけやき)

樹齢およそ600年、幹周り6メートル。

豊臣秀吉がここに御土居を築いた当時から成長を続けているそうです。

④鶯橋(うぐいすばし)

紙屋川にかかる赤い太鼓橋「鶯橋」は、この時期には青もみじと赤い橋のコントラストを、紅葉の季節には赤く燃えるような景色を楽しむことができます。

この日は、お天気もとても良かったので、青い空、青もみじ、赤い橋がとても綺麗な写真を撮ることができました。

⑤三叉のもみじ

⑥竹林

青もみじ苑のいちばん端にあるのが竹林。

もみじとは違って、すーっと上に伸びる竹林は、とても見応えがありました。

もみじと竹林のコラボレーションも見どころです。

時期によっては山吹も

私が行った頃には終わりがけでしたが、4月中旬〜下旬にかけては、紙屋川沿いに綺麗な黄色い山吹の花が咲き誇ります。

私が行ったのは4月下旬だったので、もうそろそろ終わりがけ。ギリギリ見れますよ〜って係の方に教えてもらいました。

毎月25日は「天神さんの日」

毎月25日には、菅原道真公の誕生日である6月25日と、祥月命日の2月25日にちなんで、天神さんの日として、境内に市がたちます。

見た感じだと、飲食、着物屋さん、骨董品屋さんが多いイメージです。その他にも野菜があったり、手作りの品があったり、鳥居前から境内の至るところに様々な店が並びます。

天神さんの日限定販売の餅

毎月25日の天神さんの日のみこちらの建物にて長五郎餅が出張販売されています。

大きな建物ですが、普段は閉まっていて、毎月25日になると、近くの店舗から持ってきてこちらで販売されるそう。

また、青もみじ苑が公開されている期間は土日祝日を営業日としているそうです。

太閤秀吉が北野大茶湯の際のお茶菓子として用いたとされているお菓子です。

薄い餅にこし餡がたっぷり包まれています。

2個入りから、20個入りまであるので、手軽に食べるのにも手土産にも良いですね。

建物の中では、おうすのセットとお煎茶のセットを注文することができて、座って休みながら食べることができます。

その日は外がとても暑かったので、店内もお茶で休憩する方々で賑わっていました。

梅が実ってきました

菅原道真公にゆかりのある梅50種類、約1500本が植えられている境内では、2月上旬〜3月下旬にかけて、様々な梅の花を楽しむことができます。

そして青もみじが綺麗に生えそろう頃になると、今度はその梅の花が実を結びます。

その梅の実は、6月になると収穫され、梅干しになります。そしてその梅干しは、正月の縁起物として知られる「大福梅」として授与されます。

北野天満宮へのアクセス

京都駅から京都市バス50系統で約35分。「北野天満宮前」にて下車すぐです。車の場合は専用駐車場もありますが、毎月25日は大変混雑しますので、公共交通機関を利用するのがおすすめです。

〒602-8386 京都市上京区馬喰町 北野天満宮

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