こんにちは、なっちゃんです!
10月も下旬となり、紅葉もだんだんと深まってきました。
今回は、一級河川“松川”にかかる滝、雷滝について紹介していきます。
松川渓谷について
松川渓谷は、長野県高山村にあり、標高2000メートルの笠岳から始まり、標高900メートルの山田温泉まで、標高差1100メートル、全長約15キロにわたる深いV字をした渓谷です。
標高差が大きいので、松川渓谷では、およそ1か月間、紅葉が楽しめるそうです。
一級河川に指定されている松川。春から夏にかけた新緑の季節、秋の紅葉シーズンには多くの観光客が訪れる絶景スポットです。
今回はその松川渓谷にかかる滝のなかのひとつ、雷滝について紹介していきたいと思います。
松川渓谷にかかる滝、“雷滝”
先ほどの青い松川の看板がある辺りから、滝のほうへ降りていく階段ができています。その看板の辺りに、5、6台の駐車スペースがあります。
高山村指定名勝の雷滝は、落差約30メートル、川幅約29メートル、左の岸壁の高さは約40メートルあります。
またこの滝は、凝灰角礫岩(火山砕屑岩の一種で、火山灰や岩片などから形成された岩)が、松川の侵食によってできたといわれています。
雷滝を見に行こう
雷滝へくだる階段は、階段に砂利が敷き詰められていて滑りにくくなっていましたが、その日はちょうど雨上がりだったので、落ち葉が濡れて、靴底につくと少し滑るような感じになっていました。
雨だと砂利が固まって滑りにくくなりますが、落ち葉が濡れて滑りやすい、晴れていると砂利が動くので、落ち葉は滑らないけど、足元のバランスがとりにくいので、どちらにしても足元には注意して進んでくださいね。
少し幅が大きめの階段をくだって行くと、道が坂道に変わります。
くだりの坂道は特に滑りやすいので注意してください。
そこから少し進むと、滝までは少々急な階段が続きます。
階段の入り口から約5分ほどくだって行くと、やっと滝の音がして、滝が見えてきました。
名勝“雷滝”へ
もともと水量が多い雷滝ですが、雨上がりにはさらに水量が多くなり、雨でなくても、滝からの水しぶきが遊歩道のほうへ降ってくるので迫力満点です。
雷滝の名前の由来と別名
雷滝の名前の由来は諸説ありますが、滝が流れるときの轟くような音がまるで雷鳴に聞こえるだとか、
滝が滝つぼへ落ちていく際に、風に巻き上げられる様子が、稲妻に見えるだとか、そんな様子がこの滝の名前の由来になっているようです。
さて、そんな雷滝には、別名があります。
滝の裏側が抉られており、遊歩道が整備されているため、滝を裏側から見ることができます。
そのことから、別名「裏見の滝」と呼ばれています。
口頭で聞くと、「裏見」なんてなかなか思い浮かびませんが、「怨みの滝」ではないですよ笑
滝の裏側は、滝からの水しぶきが結構飛んできます。また、岩の割れ目からあふれている湧き水で、地面は水浸しなので、注意してくださいね。
この滝からさらに下へ続く階段を進んでいくと、展望スペースがあります。
展望スペースからは滝を見上げることができますが、今回は雨が降ってきたため、展望スペースへ行くのは断念しました。
展望スペースまでは、雷滝の看板の場所から、10分弱で到着します。天気にかかわらず、急な階段や坂道もあるため、往復で20分ほど見ておいたほうがいいかもしれませんね。
松川渓谷雷滝へのアクセス
〒382-0821 長野県上高井郡高山村牧
駐車場は雷滝ごろごろ亭という、小さな休憩所の横にあるので、場所を検索する際は、雷滝ごろごろ亭で検索するとわかりやすいです。
また、お手洗いが、雷滝の看板横の階段を下りた先に仮設のものが1つあるのみなので、先にどこかで済ませてから行くのがベストです。
さいごに
標高約1100メートルに位置する雷滝では、例年10月下旬に紅葉が楽しめるようになります。
今年は、現在の段階でもう一歩かなあ?といった感じでした。
ですが、緑色と黄色、赤色のコントラストを楽しみたい方は、今が見頃です。
秋はもちろん、水がある場所は新緑の季節も、緑が輝いてとても綺麗なので、今度は新緑の季節にもチャレンジしたいなあと思いました。
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