山形県山形市にある、宝珠山立石寺
通称「山寺」として親しまれています。
創建は貞観2年(860年)
天台宗に属し、
天台座主第三世慈覚大師円仁によって
建立されました。
下の道から見ると、
五大堂を山の合間に見ることができます。
さて、ここ入り口から20段ほど登ると、
まず根本中堂日枝神社に到着します。
日枝神社の由緒としては、
(HPより抜粋。山寺日枝神社 公式ホームページ | 由緒)
そこから進んでいくと、
おみくじたくさんありました。
その向こうへ行くと、
俳聖松尾芭蕉と弟子の曽良の像がありました。
ここ山寺では、
奥の細道「立石寺」
閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声
誰もが知るこの句を詠んだ場所としても
知られています。
芭蕉は、江戸を出発し、
現在の栃木県、福島県、宮城県を北上し、
岩手県南部平泉を経由して山形へ来ました。
辺りは静けさに静まり返っている。
(あまりにも静かなので)
そんな中で聞こえてくる蝉の鳴き声も
岩に染み入っていくようだ。
そんな意味が込められているとされています。
そこから進んでいくと、
立石寺の門に到着します。
料金は以下の通り。
ここからは、整備はされていますが、
石階段が1015段ほどあります。
普通に上がって帰ってこれば、
1時間ちょっとあれば充分ですが、
なかなかサクサク登るのは難しい。
体力に自信のない方は
ある程度の場所まで登ってみて
引き返すのも良いかと思います。
ずっと石段が続きます。
途中途中で、石碑や置物があります。
途中、芭蕉の句をしたためた短冊を
この地に埋めて、石の塚をたてたもので
せみ塚といわれる場所があります。
その先には仁王門
仁王門すぎて、少し登ると、
そこから奥の院へ行く道と、
五大堂へ行く道に分かれます。
今回は時間があまりなかったので、
ここで登山は終了。
ちなみに、こちらの五大堂、
下から見るとこんな感じ。
展望スペースがあるらしく、
行かなかったことを少し後悔…
でももう、立っているだけで
足がプルプルでした…笑
諦めて山を降りる途中、
可愛らしいくぼみを発見。
自然にできたのか、
誰かが意図的に作ったのか…
この長い石段、
一段二段と登ることにより
煩悩が消滅するといわれている、
有難い修行の石段と言われています。
自然のパワーの吸収して、煩悩が消滅して、
今日からきっと、いいことがあるはず。
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