こんにちは、なっちゃんです!
東海地方は梅雨入りが発表され、なんだか毎日低気圧でだるだる~・・・。そんな6月を過ごしています。
さて、4月に桜が終わり、5月からは新緑に季節になりました。そして梅雨の6月になると、その新緑が雨で途端に輝き始める。
そんな6月にお勧めの観光地を紹介したいと思います!
新緑が輝く上高地へ
さて、本日みなさんに紹介するのは上高地。
長野県松本市の標高約1500メートルに位置する山岳景勝地であり、中部山岳国立公園の一部として昭和27年に国の特別名勝・特別天然記念物として指定されています。
冬は大雪のために閉鎖されてしまうため、4月中旬から11月中旬のうちしか開山されておらず、5~6月は新緑と高山植物、7~9月は避暑地として、10月~は紅葉を楽しむことができます。
今回は、新緑と高山植物の季節でもある6月の上高地を紹介していきます!
気軽に行ける上高地の名所
大正池
中の湯ゲートをくぐり、古くからある「釜トンネル」、そして2016年に開通した「上高地トンネル」を通り越すと、まもなく到着するのが大正池。
大正4年の焼岳大爆発によってせき止められてできた池で、噴火当時に立ち枯れた木々が、いまなおあちらこちらに存在し、幻想的な景色を作り上げています。
大正池バス停という停留所があり、そこで降車することができます。
バス停から遊歩道へ降りると、目の前には高くそびえたつ焼岳を見ることができます。
大正池~ウエストン碑
大正池バス停降車後は、田代池・田代湿原まで約20分の道のり、そこから梓川沿いを歩く「梓川コース」と、森林の中を歩く「林間コース」に分かれますが、どちらを歩いても約20分で田代橋と穂高橋に到着します。
田代橋、穂高橋の順に渡ると、そこから5分ほど進んだ場所には「ウエストン碑」という小さな円盤型のレリーフがあります。
ウエストン碑
イギリス人宣教師で登山家のウォルター・ウエストン。
日本各地の名峰を制覇し、明治24年に上高地を来訪、その後明治29年に「日本アルプスの登山と探検」という著書のなかで、上高地を紹介しているそうです。日本山岳会設立にも参画しており、日本アルプスを最初に世界へ向けて紹介したとして知られています。
その功績を讃えて、上高地では毎年6月第一日曜日に「ウエストン祭」が開催されます。
上高地にある温泉
さて、田代橋→穂高橋と渡って、ウエストン碑を通り過ぎると、そこからは上高地の宿泊地であり、日帰り温泉も楽しめる、「上高地温泉ホテル」「上高地ルミエスタホテル」が続きます。
ここで日帰り入浴についての情報をお知らせします。(2023年6月現在の情報ですので、最新情報は各施設へお問い合わせください)
【上高地温泉ホテル】
入浴料¥1000
(小学生以下¥500)
レンタルタオル¥200
レンタルバスタオル¥300
≪利用可能時間≫
7:00~9:30(受付9:00まで)
12:30~15:30(受付15:00まで)
≪その他≫
建物の外に無料の足湯があります。
【上高地ルミエスタホテル】
入浴料¥2220
(子供¥1100)
レンタルタオル・バスタオル付
≪利用可能時間≫
11:00~13:00(受付12:30まで)
≪その他≫
朝食やランチ付きプラン有り(要予約)
詳しくは施設へお問い合わせください。
この2つのホテルでは、かけ流しの天然温泉を満喫することができます。散策の疲れを癒すのにもってこいの日帰り入浴ができるホテルです。
ちなみにここから一番近いバス停は、「帝国ホテル前バス停」です。徒歩約10分ほどで到着する位置にあります。
河童橋
さて、上高地の宿泊施設を何軒か通り越すと、そろそろ一番の見所でもある「河童橋」に到着します。
上高地といえば、一番に思い浮かぶ景色であり、様々なガイドブックの上高地のページを飾るのがこの場所です。
川にかかる河童橋は、幅3.1メートル、長さ36.6メートルのつり橋です。明治24年にかけられて以来、上高地のシンボルともいえる存在となりましたが、昭和4年に二代目に、昭和32年に三代目に、昭和50年に四代目にかけ替えられ、平成9年にかけ替えられたのが現在この場にかかっている五代目の河童橋です。
河童橋周辺には、宿泊施設やお土産屋さん、軽食販売場所があり、多くの人で賑わっています。
また、ここから5分ほど歩いた場所に、上高地バスターミナルがあり、すべてのバスやタクシーはここに停車します。付近にはお手洗いやインフォメーションセンターがあります。
岳沢湿原
河童橋を起点として、ホテル白樺荘側、つまり右岸の方へ渡り、遊歩道を歩くこと約20分、岳沢湿原に到着します。右側には六百山を見ることができます。
6月中旬から7月初旬までは田代湿原と岳沢湿原でレンゲツツジが見頃となり、その付近ではオレンジ色の綺麗な花を見ることができます。
岳沢湿原のほうが先に見頃を迎えるため、6月下旬になると、田代湿原付近の方に、多く見られるそう。
また、岳沢湿原では、可愛いカモの親子や、澄んだ水面の中には魚を見ることができます。
この時期は気候が良いととても涼しくて気持ちがいいので、こんな可愛い子が、こっそり散策ルートでお昼寝していたりもします。
そっとしておきましょうね。
明神池(穂高神社奥宮)
岳沢湿原から梓川右岸道を通ること約50分。梓川にかかる「明神橋」が見えてくると、そろそろ明神池(穂高神社奥宮)に到着します。
今回紹介しているのは、岳沢湿原から約50分で明神橋まで行く方法ですが、河童橋を起点とすると、梓川をはさんで、梓川右岸道(約70分)と梓川左岸道(約50分)の2ルートがあります。
どちらから進んでも問題ありませんが、遊歩道にアップダウンが多いのが右岸道です。さくっと明神橋まで行きたい場合は左岸道のみの往復もできますが、ゆっくり散策したい場合は、先に右岸道へ進み、岳沢湿原を経て明神橋へ、その後左岸道から帰るというのも、往路と復路で違う景色が見られて良いのではないでしょうか。
さて明神橋まで到着して、明神池はどこかといいますと、実は、穂高神社奥宮の中にあります。
ですからこの池を見るためには、拝観料を支払う必要があります。
【明神池拝観料】
・大人¥500 ・子供¥200
ここ穂高神社奥宮では、毎年10月8日に「明神池お船祭り(穂高神社奥宮例大祭)」があり、遭難者の慰霊と、山での安全祈願が行われます。
明神池は、明神岳から流れ出た土砂で、梓川がせき止められてできた池で、拝観料を納めて中へ入ると、手前に一の池、その奥に二の池があり、かつては三ノ池もあったといわれています。
ここまで来たら、ぜひ明神池を見に行ってほしいですね。拝観料を払う価値のある、素晴らしい景色を見ることができます。
この時期の服装は?
この時期の気温は天気がいいと、正午には20度前後となります。木陰にはいると半袖では少し肌寒く、薄手の上着があったほうが良いでしょう。あと、山岳地帯の散策には、帽子が必須ですよ!頭のてっぺん日焼けします。
また、山岳の天気は変わりやすく、最近は雷雲が突然発生する場合もあります。
雨具の持参も必須ですが、薄手の上着の代わりに、防水タイプの上着や、薄手のカッパを用意するのもよいと思います。
6月の上高地へ
新緑が綺麗で適度な気温で過ごしやすいこの時期。
外国人観光客もかなり増えてきて、夏の山岳リゾートとして有名な上高地も、かなり賑わいを取り戻してきました。
避暑地や紅葉狩りとしてもいいですが、この時期もおすすめの観光地です。
ぜひ一度足を運んでみてください。その絶景に感動すること間違いなしです!
アクセスと注意事項
注意事項
上高地は中部山岳国立公園の一部として国の特別名勝・特別天然記念物に指定されています。敷地内すべての植物の持ち帰りが禁止されています。
散策中に動物に遭遇する場合があります。大きな声を出さずにそっとしておくことが肝心です。熊の情報もインフォメーションセンターにでているので、確認するようにしましょう。
散策中に食べたもののゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
お手洗いはチップ制となっています。とてもきれいに管理していただいているので、チップ制にご協力ください。(両替機とかないので、小銭の用意を忘れずに!)
アクセス
上高地では、釜トンネルより通年マイカー規制が行われています。
松本市と岐阜県を結ぶ国道158号線沿いに位置する中の湯ゲートより先は、山岳道路となっており、環境保護のため、マイカー規制となっています。ですから一般的に、松本側からの場合は沢渡駐車場、岐阜からの場合は平湯あかんだな駐車場にて、バス又はタクシーに乗り換える必要があります。
詳しくは下記HPを参考にしてみてください!
また、各旅行会社にて、上高地行きの往復バスや、上高地が行程に含まれたツアーも催行されているので、付近の散策も併せて楽しみたい方にはこちらもおすすめです!
KKdayさんよりお得な日帰りバスのご案内があります。
他社では見られない、上高地4時間滞在でたっぷり満喫できると思いますよ!
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